27日の“「こどもが主役」の遊び場を考える”の講演会無事終わりました。
簡単にご報告させていただきます。

まず、天野さんより、「冒険遊び場」とは何かというお話しをしていただきました。
後で資料を読み返してみて、以下わたしなりの解釈をしました。
ケガやケンカなど自分で責任をもつ(子どもに任せ大人は見守る)子ども主体の住民運営による遊び場のこというですね。
なので、いわゆる遊具はありません。
子どもは自分のやりたいことをやります。
なので、無秩序のように見えますが、実はそうではない、のです。

郡山市などにある室内遊び場は、子どもの運動量ということではたいへん意義あることですが、屋外での遊びはそれと一線を隔しています。
というのは、遊びの根本は「やりたい」という動機から生まれるものだからです。
鬼ごっこと聞いて、皆さん、遊びだと思いますか?
ほとんどの人が遊びだと思うでしょう。しかし、中には思わない人もいます。
それは、やりたいと思わないからです。
やりたいと思わないことは遊びではありません。

やりたいと思うことをしている時、つまり遊んでいる時はその子が主役になっているのです。
つまり、遊びは「命」そのものということができ、その子の唯一無二の世界と言えます。

では何が子どもの「やりたい」を引き出す環境なのでしょうか。
それは、壊せるものがどれだけあるのか、ということになります。
創造の前提にはどれくらい壊せるのかということがあるのです。
壊せるものがある、ということは、自分の世界を創ることができるということです。
壊せないものに取り囲まれた現代の生活は、創造力を奪います。
人口の造形物は完成品=壊せないものだからです。

また、遊びの中で、子どもはルールも作っていきます。
大人の世界ではルールは守るものですが、子どもの遊びの世界では、その子が遊びに加わるにはどうしたらできるのかを考え、ルールを変えていきます。
この遊びのルールではあなたが遊べないよ、というのと、あたなと一緒に遊ぶためにはこういうルールにしよう、というのとどちらがいいのかわかると思います。

また、室内遊びは整った環境だけに、子どもの五感を奪います。
いやだな(ヌルヌル、ベタベタ)という感覚を持つことがないのです。

そして、外での遊びは体温調節など、身体が環境に対応できるようになります。

以上のように、屋外での遊びは子どもにとってたいへん重要な意味を持つのです。


次にホットスポットファインダーによる計測結果を福島の現状を交えて吉野さんからお話しいただきました。
モニタリングポストの数字は正しいけれど、そこからほんの少し離れたある地点を計測すると数字が変化していました。
除染しているところと漏れているところが明確になります。



今、お試し期間ということで、依頼があった、幼稚園保育園さんの周辺を測っていることろです。
園庭は除染されていても、今まで続けてきたお散歩ができないので、どのコースだったらできるのか、道の右なのか左なのか…。詳しく測定しています。
また、園庭もホットスポットは本当にないのか、も。

飯坂町茂庭にできたプレイパークも計測してきて、50センチの位置でほぼ、0.1マイクロシーベルト前後であったことから、福島市内の除染が進んでいるところと変わりないということがわかりました。


終了後活発な質問も出ました。
砂場は低いけれど、周辺の草むらは少し高め、どうしたら、という質問に、ペットボトルを並べるという遮蔽方法があることをお答えてしいました。


講演会を終えてみて、子ども達にとって何ができるのか、わたし自身改めて考えることができました。
子どもの成長は待ったなし…。
それぞれの判断、価値観があっていいと思いますが、天野さんがおっしゃっていたように、「一番ものを言わない子ども」のために自分ができることを精一杯していこうと改めて思います。
そして、今の子どもだけでなく、未来の子どもたちへの動きも必要ですね。
福島市内に安全で子どもが思いっきり遊べる冒険遊び場を作りたいと思った大人が会場に少なからずできたことは、すぐには実現できないにしても、とても大切なことだとわたしは思いました。
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2013.10.30 Wed l ●たけの子からのお知らせ l コメント (0) トラックバック (0) l top

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